トマス・ゴードン博士



トマス・ゴードン博士(1918年~2002年)

 シカゴ大学で博士号をとったあと、同大学で5年間教鞭をとりました。

のちにカリフォルニア州で臨床心理学者としての研究と仕事をしながら、1962年に「親としての役割を効果的に果たすための訓練=親業訓練」(PET)を開始し、カリフォルニア州心理学会長をつとめ、前述の「子どもに関するホワイトハウス会議」にはコンサルタントとして出席。

親業訓練だけでなく、教師を対象とする教師訓練(TET)、会社など組織内の上司・部下の関係に焦点を合わせたリーダー訓練(LET)、青少年のためのプログラム(YET)、更に婦人のための訓練など多様な訓練プログラムを開発、実施し活躍されました。


 1997年から3年にわたってノーベル賞候補(平和賞)にノミネートされ、1998年には、全米心理学財団から長年の心理学の分野での功績に対しゴールドメダルを授与されました。

その表彰状には、次のように記されています。

『トマス・ゴードンは、親密で永続的な人間関係を築き維持していくための一つのモデルを創り上げた。人間関係についての抽象的な概念を、具体的な行動の技法(スキル)という形に変え、それを一般大衆の手の届くものとしたことによって、彼はまさに“心理学を人々に贈った”と言える。』